第38回 心身健康科学サイエンスカフェ

「イクラが流産を引き起こす!?食中毒菌 Listeria monocytogenes のわが国の現状」
日程 2018 年 2 月 23 日(金)
開場 17:30
開演 18:00 ~ 20:00
※後半は軽食を囲んでの懇談を予定しています。
会場 人間総合科学大学 東京サテライト(御茶ノ水)
講師 宮 聡子 先生
 人間総合科学大学・助教
主催 人間総合科学心身健康科学研究所
参加費 500円(資料代・飲み物代含)

講師紹介



宮 聡子
(みや さとこ)
 人間総合科学大学・助教
 博士(海洋科学)

【主な経歴】
・東京海洋大学 食品微生物学研究室 博士研究員
・東京家政大学 非常勤講師(微生物学)
・(株)東急エージェンシー

【講師からコメント】
Listeria monocytogenes(リステリア菌)は低温増殖能を有するため冷蔵庫内でも増殖し、消費者が加熱調理を行わない Ready-to-eat 食品(ナチュラルチーズ、スモークサーモン、サラダ等)を介して食中毒を引き起こします。米国では毎年2000人程の感染患者を排出し(約16%が妊婦)、その致死率は約20-30%と非常に高くなっています。これに対してわが国においては本菌による食中毒事例はこれまでに1件のみの報告に留まっており、「日本ではリステリア食中毒はほとんど起きない」と漠然と楽観視されています。しかし、病院でのアクティブサーベイランスによると、毎年約83件のリステリア症が発生しているとの結果が出ています。 わが国では本当にリステリア食中毒は起きていないのでしょうか。起こらないようにするためには誰がどのような食品に注意をしなければならないのでしょうか。様々なゲノムタイピング法を用いた検証事例をご紹介します。

ご案内ポスター(PDFファイル)

お申し込み方法

お申し込みフォーム、メール、またはお電話にてお申し込みください。
お申し込み時には、以下の内容をお知らせください。

①「2018 年 2 月 23 日 サイエンスカフェ受講希望」
② 氏名
③ 郵便番号
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⑥ 参加希望人数
⑦ ご所属研究機関・研究分野など

お申し込みフォーム
→ メール:jshas@human.ac.jp
→ 電話:048-749-6111

主催:人間総合科学心身健康科学研究所
共催:人間総合科学大学 日本心身健康科学会