第16回 日本心身健康科学会 学術集会開催報告

 2013年2月16日(土)に、人間総合科学大学東京サテライトにおいて、第16回 日本心身健康科学会学術集会が開催されました。

今回は「心身健康を支える福祉」をメインテーマとし、伊福部 達先生(東京大学高齢社会総合研究機構)より「福祉工学が描くパラダイムシフト」と題した特別講演をいただきました。

シンポジウム講演では、義肢装具、理学療法、人文・社会学の視点からを「福祉」考える貴重な講演を3名の先生方からいただきました(栗山 明彦先生「福祉領域における義肢装具」、秋山 純和先生「福祉領域における理学療法」、大東 俊一先生「日本の福祉の原点 ―仏教社会福祉―」)。

一般口演では7題の演題発表があり、口頭発表・ポスター発表で活発な意見交換がありました。

特に優れた発表に対して授与される奨励賞について、今回は「装具使用時の主観的評価が呼吸と心拍に与える影響」(代表者:吉田 渡)が受賞となりました。

学術集会には88名の参加者があり、活発な討論が行われました。講師、座長を務めていたただきました先生方、ご参加いただきました多くの皆様に心より御礼申し上げます。

当日の様子

130216_2
伊福部達先生による特別講演
130216_3
パネルディスカッション
130216_4
一般口演