心身健康アドバイザーとは

現代社会に生きる私たちは、人間関係や生活環境からくるさまざまなストレッサーにさらされています。
そのため、身体面や精神面に悪影響が及び生活習慣病や不安障害、うつなどが増加しています。また、一見健康そうに見える場合でも、症状が顕在化していない‘疾病予備群’が多く存在します。
心身健康アドバイザーは、心とからだのストレスに悩む人たちに、心身両面からの適切な健康づくりのためのアドバイスを行います。

心身健康アドバイザーの目的

心身健康アドバイザーは、「こころ」と「からだ」の相関関係から個人の健康を考え、生活習慣の見直しや心の安定、 QOL (生活の質)の向上をはかることを第一の目的としています。

病気を未然に防ぎ健康の維持・増進をサポートするために、健康管理や予防医学の知識を応用するだけでなく、ときには古くから伝わる養生のための智慧も生かしながら、健康を希求する現代人にとって必要とされる健康管理についてプライマリーな幅広い観点から健康づくりを支援していきます。

さらに健康には生活者を取り巻く家庭や職場、地域社会等のコミュニティも深くかかわります。
生活者が豊かな人間関係を形成し、ひとりひとりが充実した社会生活を営むために、心身健康アドバイザーは、健康についてバックグラウンドとなる「文化」的な視点や社会的な観点からアドバイスを行い、人々の真の健康づくりに寄与します。

学会認定について

心身健康アドバイザーは、人間に関する総合的かつ専門的な知識を学び、日本心身健康科学会の所定のカリキュラムを修得した方々に、学会が認定して称号を授与します。
*なお、称号取得後 3年毎に更新が必要となります。
*所定の実績を積むことで、「心身健康アドバイザー」から「心身健康アドバイザー(アドバンス)」へ、さらに「心身健康アドバイザー(マイスター)」へステップアップすることができます。

認定条件

心身健康アドバイザーは、 以下の条件を満たすことで称号が認証されます。

  1. 日本心身健康科学会員であること
      a. 日本心身健康科学会所定のカリキュラムの単位を取得した者
      b. その他、本学会が認めた者
  2. 修了要件科目「心身健康アドバイザー特講」を受講し、認定試験に合格した者

*認定内容の詳細については、随時ホームページ等でお知らせしていきます。