第15回 日本心身健康科学会 学術集会開催報告
2012年9月15日(土)に、人間総合科学大学東京サテライトにおいて、第15回 日本心身健康科学会 学術集会が開催されました。
今回は「こころとからだの絆を科学する」をメインテーマとし、久住眞理理事長より「心身健康科学が目指すもの」と題した特別講演をいただきました。
シンポジウム講演では、反応・適応としての生体現象を「絆」という視点から考える貴重な発表を3名の先生からいただきました(庄子和夫先生「親子の絆で形成されるもの-エピジェネティクスの観点から-」、鍵谷方子先生「内分泌系・自律神経系と細胞の絆」、小岩信義先生「表情認知とオキシトシンの関係から『絆』を考える」)。
一般口演では9題の演題発表があり、口頭発表・ポスター発表で活発な意見交換がありました。
特に優れた発表に対して授与される奨励賞について、今回は「法医剖検例による調査に基づく精神疾患と独居死の関連」(代表者:入井俊昭)が受賞となりました。
学術集会には87名の参加者があり、活発な討論が行われました。
講師、座長を務めていたただきました先生方、ご参加いただきました多くの皆様に心より御礼申し上げます。
久住眞理理事長による特別講演
シンポジウム
パネルディスカッション
一般講演